状況証拠を積み重ねて高次脳機能障害で障害基礎年金1級を受給
初診日の証明がとれなかったが状況証拠を積み重ねて高次脳機能障害で障害基礎年金1級を受給できたケース
1.高次脳機能障害
相談者:男性(40代)
傷病名:高次脳機能障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金1級
支給月から更新月までの総支給額:約307万円
2.相談時の状況
自宅に訪問したが、本人とは意思疎通ができない状態だったため家族からヒアリング。10代のときのバイクの自損事故で、自宅近くでの事故だったため父親がすぐに病院に連れて行ったものの事故の届け出をしておらず、病院も廃院となっており、初診日を証明するものがないことがわかった。
3.依頼から請求までのサポート
近所の人たちの証言・当時の家計簿の記録(治療代や松葉杖の支出あり)・事故現場の見取り図や事故の詳細な状況、をそれぞれ申立書として作成。可能な限りの状況証拠を提出した。
4.結果
障害基礎年金1級を受給し、治療に専念している。